家づくりコラム

基礎・構造・耐震

ワクノウチについて②耐震性能の考え方

デザイン性もさることながら、驚くべきは古くから伝統的民家に用いられ、伝承されてきた「ワクノウチ」の性能にあるようです。 

耐震性に対する考え方は現代の家と伝統工法の家では全く対照的な考え方をしています。

現代の家の考え方は、地震に対して地面にしっかり固定し、びくとも動かないように家全体を固めようとしています。

地震という自然のエネルギーに対して、あくまで頑固に抵抗して、人知の力で対抗していこうという発想です。これを「剛構造」といいます。

一方、伝統構法の家は地震の力に対して、どうやってそれを受け流し、分散し、逃がしていくかという考えに基づいています。

自然のエネルギーに対して抵抗するのでなく、柔軟に受け入れていく作りになっているのです。これが「柔構造」と呼ばれています。

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