家づくりコラム

インフィル(建物内要素)

木の短所について④そのうち味わいが生まれてくる

無垢材は家族と生活を始めると、少しづつ色が変わってきます。着色をせずに素地のまま、クリアー仕上げで完成したお宅程、目に見えて現象がわかってきます。

無垢材表面から出た油が酸化し、少しづつ赤みがかった飴色へと変化していくのです。住んで1年も過ごせば、すっかり飴色です。

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・・・・「せっかく、コーディネートした部屋のイメージが変わるなんて嫌!」

・・・・「そんな古臭い雰囲気は嫌い!」

って思われる方は無垢材の使用をお控え下さい。印刷してシールした新建材をお薦めします。

 

 

 

人間が、ライン化された同一品質の工場生産品を生産できないことと同じく、無垢材には品質の規格化した大量生産品と同じ様な品質の追及は出来ないのです。

 

しかし、一つだけ確実だと言えることは、シールした建材は完成時が一番キレイですが、そこから先は劣化の一途を辿るということ。10年たってもピカピカなんて、決してありえません。

 

無垢材も勿論古くはなっていきますが、印刷した建材と大きく異なる点は、これらには「風合い・味わい」が出てくるうえ、ついた傷すら良い雰囲気を醸してくれるのです。

 

こういった経年変化を楽しめるかどうかは、お客様の感性、価値観によって異なります。

 

全ては生きているから起こること。私達人間と一緒です。

 

住む家の無垢材の部分が、自分たちと共に時間を共有するにつれ、どんどんと色が変わり味わいとして変化していくなんて、ずいぶん素敵な話だと思いませんか。

ビンテージという価値観

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