家づくりコラム

自然と環境

エコロジーについて⑤お薦めは薪ストーブ

その理由の第一は、薪ストーブのエネルギー変換の効率の良さです。

電気を使った場合、使用量全体の6割を占める火力発電所のエネルギー変換効率は、最終的にたったの30%程度しかありません。

それに対して触媒等のついた薪ストーブは、熱効率がなんと80%に達するといわれます。

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第二の理由は、そして、こちらのほうがより重要なのですが、薪ストーブの燃料の薪は、バイオマス・エネルギー(資源としての植物体および動物廃棄物)だからということにあります。

例えるならば、樹木の間伐材や剪定された枝葉、また稲や小麦の収穫後に残る藁などです。大量に産出し、しかも、通常は、廃棄されてしまうものが多いのです。

バイオマスを燃焼させたり、或いは、醗酵させてアルコール(メタノール)を取り出したりして利用するのが、バイオマス・エネルギーです。(バイオメタノールもこの一種です)

もともと廃棄されるものを利用するのですから、きわめて有効なエネルギー利用ですが、さらにこれが植物の場合、また新たに栽培し育てれば、光合成によって、大気中の二酸化炭素が植物中に固定され、またバイオマスとなります。使った分を再生するという考えです。

バイオマス・エネルギーは、生物起源の再生可能エネルギーです。

火力発電所のように、石油や石炭、天然ガスといった化石燃料、つまり、地球の「生態系に保存された炭素」を一方的に消費し、地球上に廃棄するのではなく、炭素や酸素などの物質は、循環させるべきなのです。

すなわち「循環」は究極の省エネルギーということです。

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しかし、それには使った分だけは、再生しなければなりません。薪ストーブを使うだけでなく、せっせと木を植えながら、薪を割らないと省エネルギー効果が限定されてしまいます。

燃料用の植林が増えることになってくれれば、廃れていく一方の林業が再び活性化し、薪割や植林で人々が汗を流し、最近とかく薄くなりがちなコミュニティも復活し始めます。

さらに、薪割や植林をすることで健康に鍛え上げられた肉体は、病気等もことごとく跳ね返し、国民の為の医療費問題も必ず減少に向かう筈です。

これは一体、一石何鳥になるのか、わからなくなってしまうくらいです。

地球のために未来のために出来ること。おすすめは「薪ストーブ・薪割・植林」です。とにかく「木」にかかわって下さい。

さあ、みなさん!!休日には、「循環・循環」と口ずさみながら、薪割りに勤しみ、登山をし植林をしましょう。効果は地球的規模で、必ずいつかでてくるはずですよ。

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