家づくりコラム

インフィル(建物内要素)

木の効果について(4)木の肌触り

鉄に触ったときに”冷たい”と感じた経験はありますか?

逆に木に触ったときは”温かい”と感じることと思います。

これは木そのものが私たちの体温を急激に奪わないからです。木は伐採しても細胞として構成されていて、その細胞の中に熱を伝えにくい空気が含まれているため、木を触ってもあまり冷たいと感じることなく、逆に徐々に体温と同じようなぬくもりを感じることと思います。

昔の人たちは、木の性質を知って箸(はし)や茶碗(ちゃわん)など、肌に直接触れるものを木でつくっていたのではないでしょうか?

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木材はかつて生物として森や林を形成し、人と暮らしてきました。その生命のぬくもりが人間の肌を通して、ほのかなあたたかさを伝えてくれるような感じもありますね。

木の効果がわかったところでまとめてみます。

 最近の研究成果として、今までは感覚的にのみ知られていた、木材の身体に対する生理的反応を客観的に評価することが可能になっているのです。

つまり、木を多く使った環境が、健康の維持増進に果たす役割が科学的に明らかにされ始めたのです。

マウスを使った実験では、木製の飼育箱で生活するマウスの生存率が、金属やコンクリートの飼育箱より生存率が高い結果が出ています。→参考資料

人間の感性を通してふれあうことの出来る素材、木材。

住む人に健康で快適な環境をつくってくれる、何にも代えがたい材料だという点、そしてそろそろ「木」にメロメロになってくる魔法にかかってきましたでしょうか。

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