家づくりコラム

自然と環境

エコロジーについて③省エネルギーとは

省エネルギーの目的は、エネルギーの使用にかかるコスト、つまり水道光熱費といわれるような「費用」そのものを削減しようとする行動の事ではありません。

省エネルギーは 「エネルギーの消費を減らす」 ことが目的です。コストだけ低くしても、エネルギー消費が増えることだってあります。

例えば電力会社の宣伝にある、オール電化住宅。

電磁調理器や、エコキュートのようなヒートポンプ給湯器を使用し、家庭のエネルギー使用のすべてを電気にして、光熱費を減らそうという売り込みです。

これは、ガス会社に支払うガス料金(基本料金と従量料金)を不要にして、光熱費を減らすことにありますが、それだけでは足りないので、夜間電力の割引やら、オール電化住宅にすることへの割引やら、通信販売のおまけみたいにくっつけて、家庭が支払う費用を減らそうとしています。

電気の使用量を、費用低減とクリーンさをダシにして、さらに増やそうとしていますが、その目的はなんと、深夜電力を有効利用したいだけみたいです。
(参考→発電よりも消費が大きい発電所

発電所の発電用タービンは、準備に要する時間が2〜3日かかる為、24時間フル稼働しなければならないらしく、需要の少ない夜の電気は、変電所等で放電してしまうらしいです。要は垂れ流しの状態です。

結果的に光熱費が安くなったことで、消費者はそれが 「省エネルギー」 に反しているとまで考える人はあまりいません。電力会社は、なんて商売上手なのでしょうか。

エネルギーを使う側の立場として、財布にやさしいのと環境にやさしいのとは、決して=(イコール)にはならないことを、しっかり理解しておきましょう。

Page Top