家づくりコラム

自然と環境

自然と人とのつながり⑥災害が起きたら

30階くらいの高級マンションがあります。

町にも近ければ、マンション生活は一見快適そうに見えます。けれども、いったん停電になってエレベーターが止まれば、30階の上り下りは、階段を使って歩かなければならない。

しかも、水を汲みにいちいち1階まで行くことを考えると、まるで地獄です。

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こういう一見便利な生活は、先日の地震のように「何か」がおこってしまうと、一挙に破滅が襲ってくる、あまりにも脆い「砂上の楼閣」なのです。

江戸時代の生活は一見不便に思えるけれど、このように一挙に破滅が襲ってくるようなことはありません。

私たちの生活のおいて、一度にエネルギーが断たれてしまうような事がおこればパニックですが、”徐々”にスローダウンしていく工夫をしていけばいいのではないでしょうか。

薪ストーブなら、電気がなくても煮炊きができ暖がとれます。軒のある建物は、気持ち良い自然の風を呼び、冷房なんて必要ない事を教えてくれます。

そうやって、生活の一部に自然の部分を徐々に増やしていけばいいのです。

身近にある自然に感謝しつつも積極的に使わせてもらい、どうしても必要な分だけは皆で分け合え、遠慮できる。日本人がもともと持っているそういった謙虚さこそ、地球を救う為に最大の力を発揮できる世界一優れた精神ではないでしょうか。

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