家づくりコラム

自然と環境

自然と人とのつながり⑤どこを見習うか

太陽エネルギーを利用して物を作り、さらにそれをリサイクルさせるための基本は、徹底した植物の利用にありました。

江戸時代の日本は、あらゆる面で植物と共存し、結びつき、しかも植物を利用してすべてを生み出し、それを循環させる「植物国家」だったようです。

しかし私たちは明治以降、化石燃料というすばらしく便利なものを手に入れてしまいました。そのおかげで、さらなる快適な暮しを営むことができるようになり、現在に至っています。

ただ、江戸の生活が今の時代よりも快適だとは、これっぽちも考えられません。もし、このまま快適な生活が持続できるなら、江戸時代のことなど考える必要はないのかもしれません。

a0003_ki_0205.jpg

けれども、化石燃料は永遠にエネルギーとして使えるわけではありません。エネルギーが断たれてしまえば、この快適な生活を維持しつづけることは不可能です。

だから、今こそ植物国家として社会を営んでいた江戸時代のことを再び見直してみることが、重要になってくると思うのです。

私たちは長い間、湯水のようにエネルギーを使い効率だけを考え、まるで早送りのように営み続けきたけれど、そろそろやめにして休息する必要があるのではないでしょうか。

Page Top