家づくりコラム

薪ストーブ

薪ストーブについて④熱の性質

薪ストーブは俗に「遠赤外線」といわれる、実は「電波」を放出してあたたかくなります。一方、一般的なエアコンや対流式の石油ヒーターは「熱」で暖めます。

参考→えん‐せきがいせん 【遠赤外線】

遠赤外線は熱ではなく、電磁波という一種の電波です。人体のような有機物に吸収されやすい性質を持ち、吸収されると熱に変わるのです。

熱の伝わる方法には熱伝導、対流、放射の3種類がありますが、遠赤外線を伝える方法は放射伝達だけ、つまり太陽光線のように熱源から直接届きます。

イメージは炭火やたき火。火を大きくするのにウチワで扇いだら、風を送っているのに手や顔がどんどん熱くなるといった経験がありますでしょうか。赤外線が直接届いているからです。

また「熱」は物質の表面を暖め、「遠赤外線」は物質の内部を暖めるという違いもあります。

薪ストーブの効果  右側が、薪ストーブに温められた人のサーモグラフィー映像です。カラダの芯まであったまっているのがよく、分かります。 

火で魚を焼くと、皮は焦げたのに中身は生焼けということがよくあります。

熱はまず魚の表面を暖め、熱伝導によって徐々に深部に伝わります。このため表面が焦げているのに中身は生という現象が起こるわけです。

薪ストーブの熱イメージ  薪ストーブの電磁波  薪ストーブの熱エネルギーは、炭火や電子レンジのマイクロ波と同じものです。

ところが電子レンジで魚を焼くと表面と中身がほとんど同時に焼けます。これは電子レンジがマイクロ波という電磁波を使っているからです。

電磁波は対象物に浸透して内部を加熱する性質があるのです。マイクロ波とは波長が異なりますが、遠赤外線も同じく電磁波です。

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