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フォルムゼノマの日常

現場監督さんの重要性①

現場監督・・・言ってみれば「気の毒な」な職種だと思います。

ある日お客さんにこう言われました。「うちは現場監督要りませんから、その分安くして・・・」

単純に、省ける部分はないかと思って探したら、「現場監督の給料」だったとか・・・。これにはかなり悲しくなり、落ち込んだ経験があります。

確かに建物は専門の職人さん達が作るのであって、監督さんが作るわけではありません。

しかし、これだけははっきりと言えるのですが、監督さんがいないと、現場はトラブルだらけで絶対にうまくまとまりません。建築工事に付いてまわる職種、その今ひとつ不明確な『現場監督(の仕事)の重要性』。

それが如何に重要か知ってほしいと思い、参考にしてもらう為に記事を書いてみました。

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あるやりとりから・・・

「現場監督って、何にもしていないように思えるし、必要ないじゃないか?」

「そう、あんまり重要じゃないでしょう?何も知らないような人がやってることが多いし、たまに現場にいても、お茶飲んで無駄話しにきているように見えるし・・・」

「ほうきで掃除しているのをたまに見ます。あれが監督の仕事なら私でもできるわ」

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間違いありません。

お茶も飲めば、話もします。

掃除ができたら大したものです。

さて、なぜ掃除が大したものなのか。一度話題を変えます。

仕事の4本柱

監督の仕事は『現場管理』といって、大きく分けると4つあります。

1.工期を守ること(工程管理)

住まう方は、アパートや仮の住まいで生活している為、工事が延びれば、家賃等の面でよけいな負担が増えるのは当然です。

2.安全に気を配ること(安全・衛生管理)

怪我人や死人が出た場所には、誰も住みたくありませんね。工事中のWCにも気を配ってあげることも必要です。

3.材料や出来上がっていく品質を確認すること(品質管理)

品物の質を左右します。出来の良し悪し、職人さんたちの「一流の」腕前がきちんと発揮出来るようにしてあげるのも、監督さんの仕事です。

4.(施工管理)

そして、ある職種が終わったら次の職種を現場に入れる、職人や車の交通整理をすること、更には職人にウッカリミスや手抜きがないように見張ること、そして工程の進捗状況を写真に撮ること、コストを管理すること、(施工管理)等々・・・。

 

どれ一つをとって見ても、非常に重要な仕事なんです。たとえば職人さんの交通整理ひとつでも、人間同士のこと。うまくいかないと殴りあいの喧嘩になることだってあるくらいです。

ほうきを持った監督さんは、すべての業務が完全に終わっていて、時間が余っているからきっと、掃除できるのです。

実は、そこまでの域には届かないと、給料が稼げないくらい厳しい職種なんです。 

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