【大規模リフォームで明るく、暖かく】~朝日町 Y様邸 Part1 - フォルムゼノマ

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暮らすを考える知恵袋

2020.05.05 家づくりコラム

【大規模リフォームで明るく、暖かく】~朝日町 Y様邸 Part1

こんにちは、営業担当の水野です!

今日は、既存住宅の3分の2を大規模リフォームしたY様邸をご紹介します。
昔ながらの暗く寒いイメージの元のお住まいを、180度大転換!
あるものを可能な限り活かすことを条件に、住むご家族のことを第一に考えた明るく開放的な空間へ生まれ変わりました。
魅力がたくさん詰まったお家なので、2回シリーズでお届けしますね。


玄関の軒の出の深さ、大屋根、大きな窓。
どれも、フォルムゼノマらしい印象的なデザインですね。
田園地帯のど真ん中、ステキなお庭まである風光明媚な大きなお家です。

しかし、以前のY様邸の間取りは、来客のことを考えた昔ながらの日本家屋でよく見られる「田の字プラン」。
(田の字プラン:玄関からまっすぐ伸びる廊下の左右にお部屋が配置された間取り)
この間取りはY様邸には適していませんでした。
なんと、ご家族の生活の中心は、風や景色どころか日光も差し込まない北側の8畳間のキッチン。
冬は、そこにコタツを置いて生活していらっしゃいました。
Y様ご家族のためのお住まいなのに…。


そこで、フォルムゼノマがご提案したのは、暮らしに自然環境を取り込む「明るく暖かい」家。
特に「庭」に重点をおき、LDKを大改造!
美しいお庭の見える窓、四季折々の景色のある環境を作り、ご家族の心を癒し暮らしを楽しくしてくれるお住まいを造ることになりました。
そしてもう一つ、元のお住まいで活かしたところが「茶室の基礎」です。
昔ながらの日本建築の良いところを残し、Y様邸でしかできない暮らしをご提案しました。


立派なお庭に面したリビングは、一段低くして目線を下げ、お庭を身近に感じられる設計に。
段差がちょっとした腰掛にもなり、ここからのお庭の景色は最高なんですよ!
ご希望の薪ストーブも、庭と同じ視界に入るように配置を工夫してあります。
薪ストーブを囲んでの家族団らんが、目に浮かんできますね♪


リビングからは、美しいお庭が見える広いテラスへも出られます。
晴れた日には、四季の景色も味わいながら家族みんなでBBQやティータイムをして楽しめます。

リビング全体に床暖房を設置し、採光がよいお部屋ですが日が当たっていてもいなくても、日だまりに居るように温かく過ごせます。
リビング上部は、開放的な吹き抜けになっています。
台形窓から庭越しに差し込む柔らかな光は、時間によっては室内に木々のシルエットも落とし込んでくれます。


そして、お庭の四季を楽しめるもう一つのお部屋が「和室」です。
元の古い茶室の基礎を残し、お庭の真ん中にある舞台のように配置しました。
それにより、和室・庭・リビング・薪ストーブと全てに繋がりを感じられるようにしています。
和室の障子を開けると、広く大きな窓から四季や季節の風景を暮らしに取り込み、遠くには、舟川べりや朝日岳の絶景も!
「お庭が生活の一部になる暮らし」が叶った、とても美しい空間となりました!

庭の見える窓や光や風を取り込む設計の工夫が、こんなにも暮らしに自然環境を取り込んでくれていますね。
「良い家」とは、高い性能が備わっていることだけでは作れないと思っています。
このお住まいのような、自然環境と調和する暮らしがご家族に良い変化を生み出してくれると考えています。

さて次回は、「キッチン&ダイニング」と「2階フロア」をご紹介します。
お楽しみに♪

 

今回、紹介したおうちの施工事例は

「庭と融合した薪ストーブの家」

参考にご覧ください。