コンセントの数と位置 - フォルムゼノマ

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2020.06.25 家づくりコラム

コンセントの数と位置

こんにちは、営業担当の水野です!

毎日の生活において、電化製品は必需品。
テレビ、パソコン、照明、スマホ…
これらの家電を使う時には電気が必要になるので、近くにはコンセントを設置しなければなりません。
それなら、「あればあるだけよいのでは?」と思うかもしれませんが、取り付けるにもコストもかかりますし、使わないものは必要ありません。
では、家づくりをするときにどんな場所にどれだけの数のコンセントが適切なのでしょうか?


そのためには、まず部屋ごとにどんな電化製品を使っているかを整理しましょう。
・どんなところにいくつあるか?
・どんな使い方をしているか?
・タコ足配線になっていないか?
・もっと高い(低い)場所がいいなどの不満は?
これらを踏まえて、コンセントの数と理想の配置を考えてみましょう。


おさえるべきポイントは4つあります。
1.家具の配置(テレビ台、ソファ、テーブルなど)
設計の段階で、大まかに家具の配置を考えますよね。
お部屋でどんな過ごし方をするのかをイメージしてみましょう。
テレビ周辺は、DVDなどの機器類のためのコンセントを多めにするくのがおすすめ!

2.掃除機が届くかどうか?
どの場所でも、掃除機のコードが届く低い範囲にコンセントがあると便利です。
最近では、スタンド式コードレス掃除機やロボット掃除機を利用するご家庭も増えていますね。
その場合は、玄関横収納の充電用のコンセントやロボット掃除機用スペースの設置がおすすめです。


3.趣味・仕事で使うもの(PC、ゲーム、電子ピアノ、オーディオ、熱帯魚など)
仕事でパソコンを使う方は、パソコン用コンセントの他にプリンターやスタンド用も必要かを把握しておきましょう。
また、趣味がある場合は、あらかじめどこで楽しむかを決めておくとよいでしょう。


4.生活で使うもの(スタンド照明、スマホ、アイロン、ミシン、ドライヤーなど)
生活家電用には、お部屋に2ヶ所対面に配置されていれば、多くの場合は事足ります。
ただ、生活動線に合わせてプラスαがあると便利です。
例えば、家事カウンターには、テーブル台の少し上にアイロンやミシン用のコンセントを付ける。
寝室には、ベッド周辺(頭上や横)に携帯充電用、化粧コーナーがある場合にはドライヤー用を配置するなど。
他にも、雨が多い富山ならではの「物干し室」には、除湿器や扇風機用のコンセントがあると便利です。

コンセントを付ける位置、数によって快適さはグッとUPします。
でも、なかなかコンセントの数や位置を考えるのは大変ですよね。
お打ち合わせの際には、お客さまのお話しを伺いながらご提案させていただきますので、ご安心ください!