自然と環境
エコロジーについて①
エコロジー(ecology)、または、エコ(eco)という言葉は、日本でも外国でも、一般的に、環境に良いとか、地球にやさしいといった意味で使われています。
なぜ今、メディアや雑誌をはじめ世の中が「環境にやさしい人間になってほしい」と騒ぎ立てるのか、不思議に思ったことはないですか。
いよいよ地球規模でのエネルギー問題が深刻になってきたのではないか。
環境問題の解決策を見いだせないまま、残り時間が少なくなってきたのではないか。
今まで通り人類がエネルギーを使ったとしたとき、人類を支えているエネルギーはあと何年持つかというと・・・。
石油は40年、天然ガスは65年、ウランは80年、石炭は155年分。
と言われているようです。(参考→BP)
資源枯渇の時は、近い将来訪れます。
このまま生きていくと、残り少ないエネルギーに固執し、互いに奪い合い紛争(戦争)に陥っていく人類の末路を、自分自身の目で見ることになるかもしれません。
もちろんそれを食い止めるべく、世界各国では次世代エネルギーのための研究・開発には、時間も労力も惜しみなく投入しています。(参考→メタンハイドレート)
しかし、時間がかかることには間違いありません。
持ちこたえるしか、ないのです。その日が来るのが、少しでも先になるように。もしかしたらそれまでには新しいエネルギーが実用化されるかもしれません。
私達はもっと深刻に、まじめに考え行動するべきです。自分の周りに、生活に、無駄がないのか。自分の為に、将来の為に、そして子供達の未来の為に。
それは私達の意識と努力次第。
その取り組みは、個人個人の力では微々たるものかも知れないですが、多くの人に同じような危機意識をもってもらい、そして実行する事で、必ず成果は出てくるはずです。
その日が来ることを避けることは出来ません。
しかし、「延期」させることは十分に可能です。
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風力発電も、未利用エネルギーの利用として有効ですが、まだまだ効率は良くありません。 |