暮らすを考える知恵袋
2022.11.13 住みよさと設計のヒケツ
「SDGSとフォルムゼノマの取り組み」
こんにちは、フォルムゼノマです。
近代以降、人は工業化と成長、そして利益第一の「人類が成長できるのであれば他の要因がどうなってもいい」というスタンスだったため、驚異的な速度での発展は人類に多大なる恩恵をもたらす一方、環境負荷や人間への悪影響にまで目を向けていませんでした。これを課題ととらえ問題を解決すべく、「持続可能な開発目標」としてSDGsが設定されました。
例をとると、日々の社会活動がもたらす温室効果ガス濃度上昇により発生する異常気象の頻発。暮らしを破壊するような台風などの発生は一昔前にはわずかでしたが、その頻発は様々な研究で地球規模の温暖化とリンクしていることがわかってきました。「私は自分の生活レベルが向上すればそれでいい!」という考えは捨て、自らの生活は環境や社会状況に強く影響されていて、このままでは危険を伴うという意識をもち、問題を改善させる行動を始めることで結果的に世界を変え、私たちの生活自体をより良いものに変えていけると思っています。
変えるためには、国、企業、個人それぞれの単位で、今のよくない状況を変革しより永く、安心安全で平和な世界に近けづるよう、そして持続可能な社会となるようにしていく必要があります。その目標こそがSDGsです。フォルムゼノマは企業としてSDGs認定に向け、以下を目標とします。
環境マネジメント:木造躯体供給の拡大。薪ストーブや薪ボイラー提案による木材資源の再利用など3Rの推進。中大規模木造工事。
品質、安全性:高断熱性能、ZEHやLCCMといった省・創・蓄エネ設計の積極導入。自然のエネルギーを住まい活用できる(パッシブ)活用による省エネ性能強化。愛着を持つことで、長く住み続けられる住宅の考察。
地域貢献活動:地域の風土に暮らしが溶け込むデザイン設計。地元業者との連携強化
人権・労働:ペーパーレス化による経費削減と業務効率化。女性が働きやすい職場環境整備。
課題解決への高い目標ですが、幣社のサービスも含めその取り組みをお客様にも必要と感じていただければ、子どもや孫の代の世界を今以上に、安心安全かつ平和で生き幸せと思える世界に変えていけると確信しています。
SDGsを現代の私達と将来世代、双方にとっての明るい未来の為にフォルムゼノマは達成を目指します。