冬の結露対策 - フォルムゼノマ

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暮らすを考える知恵袋

2022.01.13 家づくりコラム

冬の結露対策

こんにちは、営業担当の中澤です!

気温がグッと下がると、窓やサッシ周りの「結露」に悩まされることはありませんか?

結露は、暖かい空気が冷やされることで、空気中に含まれる水蒸気が水に変わるため起こります。
空気中に含まれる水蒸気量は、温度が高いほど多くなり、低いほど少なくなるのですが、温度によって空気中に含むことのできる水蒸気量(飽和水蒸気量)が決まっています。
暖かい室内の空気と冷たい外気との境目にあたる窓際は、室内の空気が急激に冷やされる場所のため、家の中でも特に結露が起こりやすいのです。
この結露を防ぐためには、「温度差」や「湿気」をできるだけ解消することが重要になってきます。

対策その1:室内を換気する。
冬場は寒くて窓を開けることが少なくなりますが、結露防止に最も有効なのが「こまめに換気すること」です!
ただ、せっかく温まった空気を外へ逃がすのは嫌ですよね。
そんな時は、人がいない部屋や廊下との間の入口を開けて換気するだけでも効果が期待できます。
フォルムゼノマでは、風がきちんと流れるように窓の位置などを考えて設計しているので、効率よく換気ができますよ。

対策その2:暖房器具の選び方
部屋を暖めるために、ファンヒーターを使う方が多いと思います。
しかし、ファンヒーターは多くの水蒸気を出すため、結露しやすい原因に。
そのため、結露が気になる場合は、暖房器具はエアコンを選び、補助的にハロゲンヒーターコタツなどを使用するのがいいですよ。
さらに床暖房を併用するのもおすすめです!

対策その3:窓の断熱性能
室内の空気と外の空気の「温度差」を少なくするには、断熱性能を高めることが有効です。
断熱性能が高いペアガラスに交換するだけでも、結露の発生を防げます
築年数が古い家は、家そのものの断熱性能もそれほど高くない場合が多いので、断熱材をしっかり入れる断熱改修を検討してみてはどうでしょうか。

結露をそのまま放置しておくと、カビが生えたりシミになったりするので要注意です。
結露でお悩みの方は、今回ご紹介した対策法をぜひ試してみてくださいね!