中古住宅をリノベーションして暮らす - フォルムゼノマ

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暮らすを考える知恵袋

2021.09.21 リフォーム・リノベーション

中古住宅をリノベーションして暮らす

こんにちは、営業担当の水野です!

最近、中古住宅を購入し、それをリノベーションして暮らす方が増えています。
新築住宅に比べて安く規模の大きい建物に暮らせたり、固定資産税が非常に安価だったり、物件によってはいい具合のヴィンテージ感を楽しめたりするため、若い世代にも人気があります。

25~30年で建物価値が0になる日本では、状態が良いものであれば土地代金のみ、建物が無料で入手できることもあります。
新築でも20年後にはリノベーションが必要となりますし、古いけど質の良い住宅を購入してうまく改修できれば、家そのものが資産となります。
そうすれば、子の世代・孫の世代まで住居費が非常に安くすみ、その分を暮らしに充てて心豊かな生活ができるかもしれません。
きちんと手入れされた木造住宅は、寺院や神社のようにとても美しい姿で長く住み続けられる可能性も大いにあります。

また、リフォーム・リノベーションの補助金制度も、国、富山県、各市町村で様々なものが設けられています。
内容は毎年変わりますが、うまく活用することでさらにお得に家を購入・改修することができます。
例えば、黒部市では次のようなものがあります。

三世帯同居・近居リフォーム補助金
中学生以下の子どもがいる三世代同居又は近居世帯のリフォーム工事を対象に、最大50万円が補助されます。
子育て世帯にも嬉しい補助金制度です。

木造住宅耐震改修支援事業
地震の多い日本ならではの補助金制度。
建物の過半が昭和56年5月31日以前に建てられた古い木造住宅の場合、小さな地震でも倒壊の恐れがあるため、耐震改修に対して工事費の4/5(100万円以内)が補助されます。

住宅取得支援補助制度(転入者住宅取得支援制度)
移住定住促進を図るため、親子で県外または県内各市町村から転入する世帯に、住宅取得にかかる費用の一部(最大100万円)を補助。

登録空家リフォ-ム補助
増え続ける空き家対策のため、空家バンクに登録されている家を購入・改修すると、対象工事費の2分の1(上限50万円を補助。

そんな魅力たっぷりの中古住宅のリノベーションですが、興味があるからと安易に選ぶのは危険です。

維持するチカラ
リノベーション業者は多種多様なので、腕の良い工事業者の発見・見極めが重要。
頼りになる業者を見つけられれば、一生涯の付き合いになり、住まいの問題に悩まされることもありません。
守るチカラ
古いものに愛着を持てるようになると建物を大切にできるようになります。
その結果、何か問題があればすぐに気が付きやすく、手遅れになる前に改修ができてより長く住まいを守ることができます。

建物をリノベーションしても新しい状態に戻るわけではないので、長く使いたい場合は十分に注意し、メンテナンスはしっかりと行う必要があります。
新築住宅と比較検討をして、ご家族に合った方を選択しましょう。

フォルムゼノマでは、高い技術が必要な昭和後期以降の住宅改修・耐震改修や、それよりも古い住宅や富山県伝統の「わくのうち」を現代の住宅に組み込む設計・施工も可能です。
新築だけでなく、リノベーション古民家再生などのご相談もお気軽にお問い合わせください!