暮らすを考える知恵袋
2020.03.10 住みよさと設計のヒケツ
安心して暮らせる家づくり~構造と基礎
こんにちは、営業担当の水野です!
みなさんが家づくりにおいて、譲れない部分は何でしょうか?
デザインやインテリア?
間取りや生活動線の使いやすさ?
周辺の生活環境?
もちろん、これらも快適に暮らすためにはこだわりたいポイントですね。
これらに合わせて忘れてはいけないのが、万が一の時にも安心して暮らせる、土台がしっかりとした家づくり。
それには、地盤の状態、建築工法・構造を知ることが大切です。
では、その流れを見ていきましょう。
まず、建物を維持する地盤の状態が万全かどうかが、家づくりのスタート地点です。
そのため、施工前には必ず地盤調査を行います。
さらに必要に応じて改良工事を行い、丈夫な構造を築いていきます。
当社の構造は、住宅の底面全体に鉄筋コンクリートを流し込む「コンクリートべた状基礎」。
家の耐久年数以上に長持ちする強度と、風抜けによるカラカラの床下が白アリ発生を防いでくれるというメリットがあります。
また、筋交いや耐震金具などで補強することで、耐震対策だけでなく、津波があっても基礎と建物が分離しない設計となっています。
基礎が完成したら、いよいよ建物です。
フォルムゼノマでは、「在来工法」に「登り梁」などの伝統的な工法を組み合わせた工法を採用しています。
在来工法とは、土台・柱・梁を積み上げて建物の骨組みを作る工法のこと。
日本の風土に適した、日本の住宅で最も一般的な工法です。
適切な補強をバランスよく配置することで、地震や風圧に耐えられるように作られています。
また、間取りの自由度が高いことや、土台・柱などのパーツでの組み換えがしやすく、後の部分補修や増改築にも対応できるといったメリットもあります。
登り梁とは、屋根勾配に沿って斜めに梁を掛ける日本の伝統的な工法です。
強度を保ちつつ、木組みの美しさで重厚感や高級感を演出できます。
フォルムゼノマらしい軒の出の深さや大屋根は、この工法のおかげです。
大きな吹き抜け空間を作れるため、開放的で明るいリビングを作ることができますよ。
実際の施工現場は、設計者や管理者と一緒に現場を見ることもできますので、ご希望の方はご相談ください。
家づくりを考える時、構造や基礎についてはつい後回しにしがちです。
しかし、これらがしっかりしてこそ、快適な暮らし方が実現するのです。
構造や基礎の工法については、各社それぞれに特徴があります。
担当者に詳しく聞き、お客さまが納得した上で家づくりをスタートさせてくださいね!