「職住融合」という住まい方 - フォルムゼノマ

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暮らすを考える知恵袋

2020.10.08 住みよさと設計のヒケツ

「職住融合」という住まい方

こんにちは、営業担当の水野です!

みなさんは、「職住融合」という言葉を聞いたことはありますか?
実はこの言葉は、今年の住宅業界のトレンドワードになっている言葉で、「働く」と「住む」ことが一体となった住まいのことです。
新型コロナウイルスの感染拡大で、富山でも在宅勤務やリモートワークをした方もいらっしゃったと思います。
そして、最近は働き方の多様化によって、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方をする人も増えています。
「職住融合」という住まい方は、身近になりつつある新しい暮らし方なのです。

「働く」と「住む」が一体となった場合、次のようなメリットが考えられます。
・職種によっては、「定時~定時出勤」のような勤務形態がなくなる。
・通勤時間がない分、より快適な環境で仕事に集中できる。
・家の中はもちろん、いつでもどこでも仕事ができる仕組みが構築される。
・Wifiがより高性能なものに進化し、どこでも快適なネット環境が利用できる。
・これまで遊びやゲームに費やされていた隙間時間が、仕事時間に変えられる。

このような新しい働き方の中で、「家のカタチ」はどう変化したらよいのでしょうか?
ここで問題となるのが、「仕事空間をどう作るか?」と「子育てとの両立」です。

「仕事空間をどう作るか?」という悩みには、例えば『Panasonic』の組み立てデスク「コモル」のような簡易的な間仕切りがおすすめです。
一つの部屋の中に2つの半個室を作ることができ、書斎がない方でも簡単に仕事空間が完成♪
「コモル」は、大掛かりな工事が必要ないので、急な在宅勤務&テレワークにも対応できる商品です。
フォルムゼノマでも、ご依頼がありましたら作成できます(笑)
ご興味のある方は、お問い合わせくださいね!

また、「子育てとの両立」については、職住融合の住まいにとって、最も頭を抱える悩みでしょう。
子どもと同じ空間に居ると仕事に集中できない、でも全く別の部屋では不安になる。
子育てしながら集中できる空間づくりは、なかなか難しいものです。
ここでのポイントは、室内でのお子さまとの距離感だと思います。
おすすめは、「半個室型」の空間。
間仕切りはあっても扉がない、セミオープンな空間を作ってみてはどうでしょうか。
例えば、
・リビングを見渡せるようなガラス窓で空間を仕切り、双方の顔が見えるようにする。
・ダイニングを広くしたり、カウンターテーブルを大きめに作ることで、勉強やお絵描きするお子さまの横で仕事ができる。
・お庭のデッキにテーブル・イス・PCを置き、子どもが遊ぶ横で仕事する。お庭にはフェンスと芝生があるとより安心。
など、お互いが近すぎず遠すぎない、快適な過ごし方ができる距離感を探してみてくださいね。

最後に、在宅勤務やテレワークでは、必ずPCやスマホ、他の通信機器類を使います。
仕事に集中できるよう、コンセントの数・配線・ネット環境にも気を付けておきましょう。
職住融合の住まいを念頭に家づくりをされる際は、設計士に相談しておけば、このような細かな点もしっかり提案してくれますよ!
「働く」も「住む」もどちらも快適な住空間は、フォルムゼノマにお任せください♪