暮らすを考える知恵袋
2020.10.06 住みよさと設計のヒケツ
食と会話を楽しむための「ダイニング」
こんにちは、営業担当の水野です!
秋は、収穫の季節。
おいしい食べものが食卓に並ぶ、食欲のわく時期となりました。
人は食事を共にすることで、絆を強め、心と暮らしを豊かにすると言われています。
そこで、今日は食と会話を楽しむ「ダイニング空間」について考えてみたいと思います。
ダイニングで家族が揃って食事ができるのは、朝と夜。
1日の始まりは朝食を食べて元気にスタート、そして1日の終わりは夕食を囲んでゆっくり家族との時間を過ごすという人も多いのではないでしょうか。
そこで、ダイニング設計を考える時には、「朝」と「夜」がポイントになってきます。
まず、フォルムゼノマがおすすめするのは、朝日が差し込むダイニング空間。
みなで朝食を囲んで…というのが理想的ですが、忙しい現代ではなかなか難しいもの。
しかし、家族と顔を合わせながら柔らかな朝の光を浴びることができれば、心も満たされて気持ちよく1日がスタートできます。
もし、間取り上難しくても、窓から朝日が当たる風景が見えるようにするのも効果的です。
家族と過ごす「夜」の時間を大切にしたい方は、ダイニングの照明にもこだわるとよいです。
例えば、照明の色は、料理がおいしそうに見える暖色系がおすすめです。
ダイニングテーブルの中心に、ペンダントライトをつけて、優しい光で空間全体を照らしてくれるものを選ぶとよいでしょう。
ダイニングの広さは、LDK形式であれば4~5帖もあれば十分です。
キッチン横に作る場合は、家事動線の邪魔にならないよう、テーブルや座る人の椅子の位置が相互に干渉しないよう気をつけるとよいですね。
小さなお子さまがいらっしゃるのであれば、リビング学習も出来るようにしておくと、目の届く範囲でお子さまとコミュニケーションが取りやすくなります。
テーブル近くに収納を造れば、勉強道具も片付けられます。
また、ダイニングテーブル横にあると便利なのが、収納庫やカウンター。
爪切りや薬箱、筆記用具などの日用品置き場になったり、テーブルを拭くときに机の上のものを一時避難して置ける場所として使えます。
最近は、LDKの一つの大きな空間をご希望される方が多いため、ダイニングはリビングやキッチンと切り離せない関係にあります。
家づくりをする時は、リビングに注目が集まりがちですが、この機会にダイニング空間にも注目してみてくださいね♪