暮らすを考える知恵袋
2020.11.19 住みよさと設計のヒケツ
トップライトの効果
こんにちは、フォルムゼノマです!
「トップライト」という言葉を聞いたことはありますか?
これまでのブログでも何度かご紹介していますが、トップライトとは、屋根や天井に設置された「天窓」のことです。見上げたら青い空が見える、そんなおしゃれな窓に憧れますよね。
トップライトには、天気が悪くても照明がなくても、家の隅々まで光を届けてくれる嬉しい効果があります。
晴れた日は、雲の流れや時間の経過が刻一刻と変化する、空のグラデーションがまるで絵画の様に魅力的です。
雨や雪の日であっても、それらが流れ落ちる様子がおもしろく、トップライトがあるだけで楽しい気分にさせてくれます。
設置場所でおすすめなのが、洗濯室などの水周りや廊下。これらの場所は、光が入りにくい北面であったり、窓が少なかったりして、どうしても暗くなりがちです。
そこで、トップライトや高窓を積極的に使い、室内に光を取り入れて明るくする工夫をするのです。
ただし、おしゃれで魅力的なトップライトは、設計のプラン上有効な位置に取り付いてこそ、初めてその効力を発揮します。
憧れだけで安易に付けて、失敗してしまうケースも少なくありません。
例えば、南面や西面につけたところ、夏の直射日光が凶器のように家の中へ降り注ぎ、暑い、眩しい、日焼けするなどの恐れがあります。
トップライトを検討する時は、設計士とじっくり相談の上、取り入れるようにしましょう!
ご興味のある方は、お気軽にフォルムゼノマへご相談ください♪