暮らすを考える知恵袋
2021.03.04 住みよさと設計のヒケツ
洗面化粧台の高さは何センチが理想?
こんにちは、営業担当の水野です!
先日、お客さまとお打ち合わせをしていた時に、「洗面化粧台の高さ」について思い出したことがあります。
それは、「昔の一般的な洗面化粧台の高さは、今より低かった」ということ。
設計士である社長に聞いてみたところ、学生時代に間工学の時間に習った洗面化粧台の理想の高さは、顔を洗う時に肘から水が垂れない「72cm」だったとか。
それが、現在では一般的な洗面化粧台の高さが「75~80cm」。
メーカーによっては、標準を85cmとしているところもあります。
85cmといえば、キッチンの一般的な高さも同じ。
日本人の平均身長が高くなったことで、なんと8cm以上も高くなっているんですね!
身長に対する理想の高さの目安は、「身長÷2前後」といわれています。
身長が165cmなら洗面化粧台の高さは80cm、身長が170cmなら85cmが理想ということになります。
みなさんがご家庭で使っている洗面化粧台の高さは、ご家族に合っているでしょうか?
洗面化粧台は、低すぎると腰に負担がかかり、腰痛の原因になる可能性もあります。
逆に、高すぎると水が肘から垂れて、洗面周りを汚してしまいます。
毎日使うからこそ、快適に使える高さを選びたいものです。
私たちも、お客さまへベストなご提案をするために、日々進化している商品の特徴や新しい知識を取り入れています。
ご質問などありましたら、お気軽にお声をかけてくださいね!