暮らすを考える知恵袋
2020.08.25 住みよさと設計のヒケツ
小屋裏収納・ロフトスペースを賢く利用!
こんにちは、営業担当の水野です!
生活していると、どうしても所有物が増えていってしまい、上手く片付けられないという人も多いのではないでしょうか。
家づくりにおいて、収納計画はとても大切です。
なければ困りますが、多ければよいというものでもありません。
「収納をたくさん作ってほしい!」というお客さまも多くいらっしゃいますが、収納を多くすると、その分居住スペースが減ってしまうのです。
そんな時におすすめしているのが、フォルムゼノマの大屋根との相性もバッチリの「小屋裏収納」です。
小屋裏収納は、デッドスペースになる天井裏空間を活用するので、収納スペースを確保しながら、居住空間も広くとることができます。
中は、巨大なテントの内部のような空間になり、窓を作れば明るく仕上げることもできます。
●Y様邸
LDK上部の勾配天井に、シーズンものや日用品などをたっぷり収納できる「ロフトクローゼット」を設置しました。
クローゼット前に約2帖の畳スペースを作り、ここでくつろぐこともあるのだとか。
冬は、薪ストーブの熱がロフト空間にも伝わってポカポカになるんですよ!
洗濯物も一晩で乾き、ちょっと得した空間になっています。
●A様邸
平屋の大屋根の棟を最大限に生かして、ロフト空間(小屋裏収納)を作りました。
こちらは、普段使わない物の収納として使用するだけでなく、都会から帰省した娘さんご家族の宿泊場所として使うスペースとしてご提案しました。
そのため、必要な時だけ出し入れできる天井埋込式の階段を設置し、居住スペースをより広くすっきりと見せる設計に。
お孫さんたちは、「秘密基地のようで楽しい!」といつも大喜びしてくれるそうです。
埋め込みロフト階段の登り口には、落下防止用のロフトガード(囲い)も作成しました。
小屋裏収納・ロフトスペースは、建物の余分な空間を活用するため低コストで作れます。
しかも、高さが1.4m以下だと床面積に算入しなくてもよいため節税にもなります!
ただし、立って歩けないので、内部がある程度広い場合は、品物の出し入れに苦労するかもしれません。
小屋裏は収納としてだけでなはなく、部屋のように使うこともできます。
収納がたくさんほしいという方だけでなく、プラスαの空間を造りたい方にもおすすめですよ!