暮らすを考える知恵袋
2021.01.07 住みよさと設計のヒケツ
スッキリ整えられた玄関の作り方
こんにちは、営業担当の水野です!
2021年、最初のブログのテーマは「玄関」。
玄関は、「住まいの顔」とも言われるように、扉を開けて最初に出会う場所です。
ゆえに、玄関で家全体の印象が決まってしまうと考えても良いかもしれません。
新年こそ、玄関をスッキリ整えてスタートしましょう!
そのためには、まず今の玄関を思い出してみましょう。
靴、傘、衣類、カギ、掃除用具、アウトドア用品、自転車…
もう、数え始めたらキリがないかもしれません。
家族が多ければ多いほど、玄関は物で埋め尽くされていきます。
散らかった玄関は、掃除も怠りがちでホコリも溜まってしまって、輪をかけて生活感あふれる乱雑な空間に…。
さらには、無意識にお客さまを敬遠しがちになり、友人・知人との交流も希薄になっていくかもしれません。
これでは、玄関扉を開けるのが嫌になりますね。
玄関は、家の内部と外の世界をつなぐ接点となる場所です。
家族だけなく、お客さまも使う「接客の場所」と考えて、玄関の間取りや収納を考えていきましょう。
*スッキリと整えられた玄関。天井が高く開放的。扉の後ろには大きなシューズクローゼットを設置。
まずは、玄関に置く物がきちんと収まる「大きめの収納」を確保すること。
そして、「家族に適した収納」を計画しましょう。
物がきれいに収まっていれば、掃除もラクラク♪
スッキリキレイな玄関は、帰るのが楽しくなり、お客さまにも見てほしくなるはずです。
そのためにやっていただきたいのが、玄関をどのように使うかのシミュレーション(仮想生活)です。
家族全員の出勤・帰宅時間、趣味の有無、来客が多いのか少ないのか、など日ごろ家族が日常玄関で行うことについて紙に書き出してみるとわかりやすいです。
さらには、実際に家族が使うことを想定し、何時ごろ、玄関の鍵を開けてから靴を脱ぎリビングに入るまで、どこに触れてどこを通り、どこに物をしまうのか。
季節によって違いはあるのか、5~10年後はどうなっているか?
今だけでなく未来のことまで、思いつく限り細かく書き出してみましょう。
*壁を設けることで、開放感は損なわずに目隠しにもなる設計。家族用の玄関としても使え、空間はいつも整頓されています。
少し手間がかかるかもしれませんが、玄関は家の顔ですから、ここまでしっかりと考えて造るべきだと思います。
具体的になっていれば、設計士はより使いやすい理想の玄関をご提案することができます。
こうやってできた美しい玄関は、キレイに丁寧に使いたくなるものです。
季節の植物を置いたり、小物を飾り付けたりすれば、より華やかな空間になりますね♪