回遊動線の作り方 - フォルムゼノマ

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暮らすを考える知恵袋

2021.10.26 住みよさと設計のヒケツ

回遊動線の作り方

こんにちは、営業担当の水野です!

フォルムゼノマの家の間取りで多い「回遊動線」。
今日は、人気の高い回遊動線のメリット・デメリットをまとめてみました。

回遊動線は、行き止まりがなく、家の中をぐるぐると行き来できる動線のことで、部屋の行き来が楽になり家事負担の軽減や家事効率が高まるメリットがあります。
例えば、キッチンや洗濯室、洗面室などの水廻りに回遊動線を計画すれば、キッチンで料理をしながら洗濯機が回せたり、玄関から直接キッチンやパントリーへ行ける間取りにすれば買い物が多くなっても最短ルートで運べます。
どこかの部屋に行くルートがワンパターンでなくなるのも楽しいですね。
このように、お客さまの暮らし方に合わせた動線設計をすることで、暮らしやすさは格段にアップします。

回遊動線のメリット
・行き止まりが少なくなるとすれ違うことも減り、空間が広く感じられる
・小さなお子さまが追っかけっこできる楽しさや、各部屋への行き方が増えて自由度が上がる
・アパートのような閉鎖感が無くなる。
・吹き抜けに窓を付けて上下でつなげるのも回遊動線のひとつ。立体的なコミュニケーションが生まれて、面白い空間使いができる

回遊動線のデメリット
・水廻りが回遊動線上にある時は、プライバシー確保のため鍵を2か所つける場合がある
・プランニングによっては、面積増加でコストアップの可能性がある
・人が出入りする通路が増え、モノを置く(収納する)スペースが減る

メリットがあれば、もちろんデメリットもあるので、回遊動線計画が必要かどうかを見極めることが大事です。
それには、設計士としっかり相談することです。
回遊動線が自分たちの暮らし方に合っているかどうか?
計画する場合には、自分たちの暮らし方に合わせた動線になっているか?
そのような点をじっくりと設計士と話し合い、最適なプランを造りましょう!