玄関づくり - フォルムゼノマ

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暮らすを考える知恵袋

2021.12.14 住みよさと設計のヒケツ

玄関づくり

こんにちは、営業担当の水野です!

今年も残り半月。
師走の慌ただしさの中、年末の大掃除を始めている方もいらっしゃるかもしれません。
中でも、「玄関」は“住まいの顔”とも言われており、玄関扉を開けて最初に見える光景でその家全体のイメージが分かってしまうとも…。
家の中と外を繋ぐだけの場所ではなく、家族の人数分の靴や傘、コートや帽子、掃除用具、ゴルフバッグなど外で使う生活用品の置き場でもあり、ご家族の生活感が露わになります。
今のあなたの住まいを想像してみてください。
スッキリ整った玄関」、「散らかった玄関」どちらでしょうか?

玄関が散らかっていると、無意識にお客さんを敬遠しがちになり、友人・知人との交流も希薄になるといったデメリットがあるとも言われています。
もちろん誰もが、お客さまだけでなく、家族も帰ってくるのが楽しみになる玄関を作りたいですよね。
そう思っている方のために、「スッキリ整った玄関」を作るポイントをまとめてみました。

収めて初めて「第一接客場所」
玄関は家の内と外をつなぐ接点となる場所であり、家族はもちろん訪問客も使います。
玄関を家族だけの場所と捉えていたら、生活感に溢れ散らかり放題に。
お客さまをもてなすことなどできません。
そこでまず、簡易式の「接客場所」と考えましょう。

接客のためには、玄関にある物がきちんとしまっておけるサイズの収納を確保することが必要ですね。
最近は、メイン玄関横に家族が出入りするための「収納付き家族用玄関」を作る方も増えています。
メイン玄関から見えない場所に靴や生活用品をしまっておけるので、玄関ホールはいつもスッキリ。

そんな玄関なら、掃除が簡単でいつもキレイでドアを開けるのが楽しくなり、お客さんにも見てほしい、接客したいと思える玄関になるのです。

玄関づくりのシミュレーション
玄関は、他の部屋と比べても住む人の個性が出やすい場所です。
家族全員の出勤・帰宅時間、趣味の有無、来客数…など、生活スタイルと直結しているため、どのような玄関が使いやすいかはご家族にしかわかりません。

そこで家づくりをする際にやっていただきたいのが、玄関をどのように使うかのシミュレーション(仮想生活)です。
夜遅く帰って、玄関の鍵をあけてから電気をつけ靴を脱ぎリビングに入るまで、どこに触れてどこを通り、どこにモノをしまうのか?
日ごろ家族が日常玄関で行うことについて紙に書き出し、実際に家族が使うことをシミュレーションしてみましょう。
想像以上に多くのものが玄関で使用されていたり、毎日のルーティンがあったりすることに気が付きませんか?

次に、春夏秋冬5年〜10年後はどうでしょうか?
吹雪の夜、雪まみれで帰ってコートをどうするのか、除雪の道具はどこにおいておこうか、犬を飼ったらドッグフードはどこに置くか、同居する両親が年老いた場合、スロープが玄関にあったほうがよいのか…など、思いつくだけどんどん書き出してください。

設計士とじっくり話し合う
そして、シミュレーショができたら、書きとめた内容を設計者に具体的に伝えます。
大切なのは、しっかりと想いを伝えて対話をすること。
フォルムゼノマでは、ご家族の想いや生活スタイルに合わせてご提案いたしますので、どんなことでもまずは相談してみてくださいね。

こうやって出来た玄関は、使いやすく、いつもキレイで、きっとお客さまをもてなしたくなるはずです。
この機会に住まいの顔「玄関」をスッキリ整えて、気持ち良く1年を締めくくりましょう!