暮らすを考える知恵袋
2021.02.04 住みよさと設計のヒケツ
フォルムゼノマの和室設計
こんにちは、営業担当の水野です!
昔ながらの日本の家ならば、必ずある「和室」。
日本人ならば、畳が嫌いと言う人はほとんどいないと思いますが、いざ新築を建てるとなったら、和室を作るかどうか悩む方も多いかもしれません。
和室を作るだけの広さがない、他の部屋とのデザインが合うか不安など、理由はいろいろ考えられますが、和室には洋室にはない魅力がたくさんあります。
手足を伸ばして寝っ転がれたり、い草の香りに癒されたり、適度な柔らかさがあるのでお子さまの遊びスペースにもピッタリです。
最近では、和室の設計・デザインは多様化しています。
和室として1室ではなく、「畳スペース」という選択もできるため、若い世代の方が、「モダンなデザインの家にも合う和室(畳スペース)を作りたい」というご要望も少なくありません。
畳のデザインも種類が増えて選択肢が広がっているので、お客さまが望む和室・畳スペースをご提案できます。
K様邸の和室は、本和室ではなく和調の洋間で仕上げています。
節のない柱や板張り天井など木の部分を多用した昔ながらの和に特化せず、クロスや照明などで控えめにつくる和室デザインは、若い世代にもおすすめです。
リビングとの一体感もでていますね。
古民家を再生したT様邸の和室は、伝統工法の魅力を残したまま現代の暮らしに合った住みよい空間に生まれ変わりました。
手前はワクノウチ(枠の内)、奥は本和室です。
ワクノウチとは、富山県の伝統的民家に多用され、四方に太い柱と幅の広い梁で構成される伝統工法。
大きく吹き抜けた空間が、風格と気品を漂わせます。
ご家族のライフスタイルの中で、和室を無理に作る必要はありませんが、すばらしい日本の家の伝統「和室」を設けてみるのも、ひとつの選択ですよ!
フォルムゼノマでは、お客さまに合わせた和室設計・デザインをご提案いたしますので、お気軽にご相談くださいね♪