キッチンの色選びのポイント - フォルムゼノマ

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暮らすを考える知恵袋

2020.12.03 住みよさと設計のヒケツ

キッチンの色選びのポイント

こんにちは、フォルムゼノマです!

みなさんは、今使っているキッチンの色やデザインに満足していますか?
主婦なら一番こだわりたい「キッチン」の色選びは、家づくりの楽しみの一つといえます。
最近は、各メーカーから、色・素材など多種多様な商品が出ているので、迷われる方も多いようです。
そんな方のために、今回は「キッチンの色選び」のポイントをご紹介しますね。

まず簡単にまとめると、
1:キッチン空間全体の配色・雰囲気を決める
2:パーツに自分の好きな色を選ぶ
この流れで色を選んでいくと、理想のキッチン空間が作りやすいです。
「色選び」というと、キッチン本体の色選びを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、その前に、空間の印象は色の組み合わせで変わるため、キッチン空間の配色の基本を押さえておくことが大切です。

●ベースカラー(基調色)
床、壁、天井などに使う色。
面積が大きいので全体の雰囲気を左右します。

●アソートカラー(配合色)
キッチン本体やストッカー、リビングダイニングの収納家具、カーテンなどに使う色。
比較的面積が大きいので個性を高めたり、空間に変化をつけたりすることができます。

●アクセントカラー(強調色)
調理家電やキッチン雑貨など小さい面積に使う色。
ベースカラーと対比する色を用いると効果的です。

この配色の基本を押さえた上で、キッチンのカラーコーディネートを3例ご紹介します。

【コーディネート例1】白を基調にすっきりとまとめる
ベース&アソートカラーに「白」を配色。
「白」は、年齢や時代を問わない人気の色。
空間全体を白一色ですっきりとまとめているので、シンクなどにアクセントカラーを用いると、よりおしゃれに仕上がります。
シンクと同色の小物やカーテンなどをコーディネートすれば、空間の統一感もより強まります。

【コーディネート例2】明るい色でさわやかな印象に
明るい「白」と「ベージュ」をベースカラーに使用し、パステルカラーやナチュラル木目など、明るい色で空間をコーディネート。
アクセントカラーには、ベースカラーとなじみやすい色を用いると、空間をすっきりと広く見せる効果があります。
最近のキッチン扉の木目は、縦より横が主流なので、シンプルな取手との組み合わせがおすすめです。

【コーディネート例3】ダークカラーで個性的な雰囲気に
ベース&アクセントカラーに、「白」や「グレー」などのモノトーン、アソートカラーに「赤」を配色。
赤や黒、濃い緑などのダークカラーをアソートカラーに用いると、個性的な雰囲気の空間が作れます。
アクセントカラー(キッチン家電・インテリアなど)に同色を使うのもおすすめです。
ただし、空間全体が暗くなり過ぎないように、床や壁には明るめの色を選びましょう。

キッチン全体の色が決まったら、次は「自分らしさを表現する“パーツ”の色選び」です。
ワークトップやシンクなどに自分の好きな色を使って、あなたらしいキッチンを作りましょう♪

●ワークトップ(キッチンの天板、カウンター)
ワークトップで遊ぶなら、カラーバリエーションが豊富な人造大理石がおすすめです!
多くの方は、ワークトップとキッチン扉を同系色でまとめてスッキリみせますが、好きな色をアクセントに入れても素敵です。
明るい色ならナチュラルな雰囲気に、ダークカラーなら高級感のある雰囲気が作れますよ。

●シンク
最近は、シンクの色を選べるキッチンが多く出ています。
食べ物がおいしく見える色が揃っており、「ライムグリーン」や「イエロー」のようなビタミンカラーが人気です。
キッチン扉の色との組み合わせを楽しめば、より自分らしいデザインになりますよ!

●キッチン扉
キッチン扉の一部に、アクセントカラーを入れると個性的に仕上がります。
ダイニング側から見えない場所に色を使えば、コーディネートを気にせずに思い切った色使いが可能ですし、背面収納に色を使えば、全体の雰囲気を崩さずにダイニングからもアクセントカラーを楽しめます。
ただし、このような対応ができないメーカーや商品もありますので、ショールームなどでよく確認してください。
また、木目同士のコーディネートは色味や木目がきっちりとは揃わないため、意外と難しいもの。
特に、無垢材が室内部に多く見える場合は注意が必要です。
この場合は、キッチン扉に柄のないタイプを選ぶと空間全体が上手くまとまります。

キッチンの色が豊富に揃っているおすすめのメーカーが、「トクラス」。
114色ものカラーバリエーションから、オリジナリティのあるプランが選べます。
例えば、白だけでも「少し青みをおびた白」や「アイボリーに近い白」など10色も!
これだけあれば、より好みに近い色を選べますね。

たくさんの色の中から、自分が好きでインテリアにも合う「ベストな1色」を見つけて、理想のキッチン空間を実現しましょう♪